GPSやワイヤレス

初代iPhoneには基本的な連絡ツールとカメラ、音楽機能だけが搭載されており、他の機能は後の機種から次々に搭載されていきました。GPS機能は初代iPhone端末に搭載されていなかった機能であり、マップアプリは搭載されていたものの、現在位置情報を利用して道案内アプリをiPhoneで利用するような使い方はできませんでした。GPSチップが初搭載されたのは、日本で初めて発売されたiPhone3Gです。ただし初期のGPS機能は精度が今と比べて優れていなかったため、位置情報がずれてしまったり、的確なルート案内ができなかったりなど、利便性に欠ける点が見られていました。

iPhone端末に搭載されているGPSの精度は次第に向上していき、それに伴って端末自体に搭載される機能も増えていきました。ワイヤレスでイヤホンやスピーカー、キーボードに接続できるBluetooth機能もその中の一つです。いまでは外部メディア機器だけではなく、Qiへの対応によって充電もワイヤレスで行えるようになりました。iPhone端末を通してユーザーの生活を向上させる機能が次々と追加、進化しています。利便性を求めるユーザーからの支持がさらに高まっているのです。

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