カメラ・動画機能
iPhoneが初めて世界に生み出された当初は、「携帯電話でありながらデジタルカメラ並みの高画質な写真が撮影できる」という特徴が多くのユーザーを魅了しました。実際に発売されたiPhoneの写真機能と画質は当時の技術ではかなりクリアなものであり、従来のガラパゴスケータイにはない画質で注目を浴びました。ところが初代iPhone端末には動画の撮影機能が備わっていなかったため、一部のユーザーはそこを一つのデメリットとして捉えていたのも事実です。そして日本でもようやく発売されたiPhoneシリーズ「iPhone3GS」からは、待望の動画撮影機能が搭載されたのです。
ユーザーの理想をピンポイントで叶えたこのアップデート以降、iPhone4では自撮り用に正面カメラが搭載されたり、FullHD対応の動画撮影が可能になったりなど、カメラ・動画機能が飛躍的に進歩しました。画質の向上で大切な場面の写真がより鮮明になり、動画のクオリティがアップすることで、デジタルカメラと兼ねてiPhoneを持つユーザーも増えました。新たな機種では1,200万画素を誇るカメラやAI技術による写真の補正・加工機能など、カメラ機能の向上がユーザーの満足度に繋がっています。